遠くの方を見て、近くも見える、遠藤保仁選手

私は試合中、パスを受ける前に周りを見ていないことで、ボールを失ってしまうことが多々あります。

どこに相手がいるかがわからず、慌ててしまったり、ミスをしてしまったり。

 

「周りを見ろ!」と若いころから言われてきて、意識してプレーをしてきたものの、何をどう見たら良いのか具体的な結論が出ないまま、ただ首を振って、自分の周りを見ることだけしてきました。

 

そんな時に出会ったのが、遠藤保仁選手の本でした。

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その本の中で、遠藤選手が周りを見る時にどんなことを意識していて、どう見えているのかが書かれていました。

 

「遠くのほうをしっかり見て、近くは残像で見る感じですかね。近いほうは自然に目に入ってきますから」(眼・術・戦/遠藤保仁×西部謙司より)

 

この言葉を私が実際のプレーで試してみると、確かに遠くを見ながらも近くをぼんやり見ることで、周りの状況が広く把握できているように感じました。

 

もちろん、一方向だけではなく、小まめにいろんな方向の遠くを見ておく必要がありそうです。

 

遠藤選手は小学生や中学生の頃から、自分で考えて、周りを見る練習を公園などでしていたそうです。

 

子供の頃から周りを見る練習は大切ですね。